10月20日(日)に行われましたダイヤモンドトレイル縦走大会に参加してきました。この大会に参加するのは春・秋合わせると今回で3回目となります。
大会について
奈良県葛城市の相撲館をSTARTとし、途中、「二上山」「岩橋山」「大和葛城山」「水越峠」「ちはや園地」「中葛城山」「行者杉」「紀見峠」を経て、南海紀見峠駅(GOAL)をめざす40kmを走る大会です。大和葛城山の標高959.2m、ちはや園地近くの金剛山標高1,125mと登っては下り、登っては下りを繰り返す私にとっては地獄の大会。「走る」と書きましたが私には走るのはとてもとても、、、歩く、休む、歩く、休むを繰り返してゴールを目指しました。
備忘録
6時30分スタートとあり、6時前に最寄の当麻寺駅到着。

6時30分から9時30分の間で自由スタートとありますが、途中大和葛城山13時までに、ちはや園地14時までに通過しないと失格というリミットが設けられており歩いてゴールを目指す私には6時30分スタートはマストです。

スタート地点でスタンプと時間を記入してもらいスタート。ここから今日挑む山へと向かっていきます。そうなんです、山に入るまでに数キロ歩くのです。

入山手前のため池。ここのすぐそばにトイレがあり、ここを過ぎるとしばらくはトイレがありません。山登りで大切なのは、「体調管理」と「水」「食料」「トイレ」「着替え」です。(私の持論)
完走するための持論
これあくまでの初心者である私の意見なので、先輩の方々は温かい目で見守ってください。
水分補給について
第一回目は勝手がわからずに水を4リットルをリュックに入れて登り身体が悲鳴をあげました。4リットル以上の水分は必要ですが途中自販機があったり、給水ポイントがあったのです。今回持参したのは1.5リットル。減った分を自販機で補いできるだけ持ち物を軽くする作戦です。
食料について
山を縦走して40km歩くとどれだけのカロリーを消費するのでしょうか。今回YAMAPというアプリを使用してそこに表示された消費カロリーはなんと3,714Kcal。マラソン大会などのように私は前日の夜は炭水化物多めの食事(うどんなど)、朝食は3時間前までに済ましますがおにぎり2つと羊かん。繊維質が多いものだったり、油分が多いものは消化が悪かったり、腹痛の原因になりますから私は前日と当日は炭水化物と糖分多めのものを選びます。行動食といって山を登っている最中に摂取するものについても同じです。まあ、これは好きなものを好きなだけ持っていけばいいと思うのですが、、、私は「羊かん」「どら焼き」にします。原材料を見てください。食物油脂が使われておらず、砂糖が主な原材料で、エネルギーとして体に吸収しやすいですし、甘いものは疲れた体に本当にしみますよ。
トイレ
大会に限らず、ハイキングでもそうですがどこにトイレがあるか確認することは大事です。それと大会1週間前からの食事も気をつけないといけませんね。私は状態がよくない魚を食べてしまい2.3日腹痛が収まりませんでしたから大会まで治るかひやひやしました。(無事に治って大会参加できましたが、、)おなかの調子を整えること、スタート前にトイレを済ませること、気を付けましょう。
着替え、体温管理
当日までは夏日が続きましたがこの日は気温はぐっと下がりました。登っている時は暑いですが、休憩すると汗で一気に体が冷えます。なので、どういった服装で登るか、着替えをどのくらい持っていくか、登っている最中の脱いだり、着たりも重要でこれは我慢せずに自分のペースで好きなようにするのが一番です。そして服に含んだ汗も結構な量となりオモリになりますから適度に絞ったりも私はします。快適な状態で歩く、走ることでタイムは全然変わってくると思います。

ぐだぐだとウンチクたれましたが、完走するための持論はよろしければ共有してみてください。そして、足腰を鍛えて挑むことが前提だと今回も思い知らされました。40キロを歩く、登る、下る筋持久力、仕事の忙しさもありロクに筋トレできませんでした。なんといってもスクワットが一番良いでしょうか。そしてランニング。登るための筋力も大切ですし、私にとってそれ以上大事だと思うのがひざの関節を鍛えておくこと。下るときには登るときの何倍もの体重がひざにかかります。スタート当初は何ともないのですが、途中から下ることが嫌になるくらいに膝に激痛が走るんです。だから日々のトレーニングは絶対ですね。。。

誰もいませんよ。走って競っていると集団が出来たりするでしょうが、マイペースでゆっくり歩きますから、後ろから人が来たら競わずに譲る。もしくは一旦横によけて休む。こんな私です。

第一のゴールが葛城山で20km地点になります。景色が最高、空気が最高にうまいなんて感想はありません。写真に見えている「順路」「水越峠2.1km」が私に恐怖を与えます。なぜか、それはここから先ずっと急なくだり階段が続くのです。
せっかく登った山を下る、それが縦走。
地獄の下り、水越峠まで行くと今度は標高1000m以上ある金剛山を目指してまた登るのです。上の写真に見える山がそれです。え、ここから向こうの山に数時間後ほんまに私はいるのか。考えたら終わり、心を無にして進む。いや、無にはできませんでした。嫌な気持ち、不安な気持ちを抱えながらでも進まなければしょうがない、自分で決めたのだから絶対にGOALしてやるという気持ち。余裕をもって草花や鳥、景色を撮影している方も多くいましたが私にはそれがいつできるでしょうか。

前回の大会から今日まで山を一つも登りませんでしたからよいタイムは狙えませんが、無事に前回のようなタイムでGOALできればという思いで体力に気をつけながら進みました。

この行者杉に15時30分通過なら前回と同じタイム狙えると思い、ここを目指しました。

なんとか、15時30分前に到着して、運営様が用意してくれていたおぜんざいを頂き、水分補給しゴールを目指しました。この予定ならあと2時間で私の旅は終わる!!はず!!
紀見峠GOALと思っていた私に第一回で「あれれっ、こんなはずじゃなかった」となったのは、、、下山すると「紀見峠」と書いた看板があるのですが、私はそこがGOALと勘違いして「やった、終わった」と喜んだのです。しかしここからまた数キロ歩いて紀見峠駅近くのGOAL会場を目指さなければならず、そこまでにはまた心を砕く下り坂があるのです。
今回はその教訓が生かされて、浮かれることなく、下山後もたんたんと歩きGOALを目指しました!
見事GOAL 今回の結果
なんと前回よりも20分早くGOALすることがきました!!

記念にパシャリ
奈良県のある場所からうにゃうにゃ登って下って繰り返してやっとGOAL!!って驚くのは、、ここはなんと和歌山県なんです。達成感も少しはありますが、この何とも言えない不思議な感じが面白いですね。歩いて和歌山来たぞっていうこれです。

そして、GOALの記念に完走証いただきました!!終わった後は一緒に登った仲間と合流して、王将で打上げをしました。(毎回恒例)一緒に登ったといっても参加しただけであとはそれぞれのペースで登っていったという、、、無事に皆が下山出来てよかったです。次回も、、、はい、頑張ります。
そして、私の今年最後のイベントは「淀川寛平マラソン2024」ハーフマラソンです。これから体の疲労を取り、またしっかりとトレーニングをして大会に挑みたいと思います。応援よろしくお願いします。
こちらのサイトが今回参加した大会の運営様で、大会の記録が載っています。私の名前も探してみてください(笑)
運営の皆様、朝早くからそして遅くまでありがとうございました。感謝です!!
最後に私の軌跡を見てお別れです!
最後までお読みいただきありがとうございました!!!嬉しいです!!!
コメント