今日は日曜日なので、不動産の話は少しお休みします。
もし今の自分が、20代の自分と話せるとしたら何を伝えるだろう。
そんなことを考えてみました。
20代の自分に、仕事について一つだけ言うなら?
「とにかくたくさんの人に出会い、たくさん行動して、もっとたくさん失敗してね。」
今なら、そう言うと思います。
失敗しないように慎重になることも大切ですが、振り返ってみると、うまくいかなかったことから学んだことはたくさんあります。
人に会う。動いてみる。失敗する。また考えて動く。
若いうちは、もっともっとそれを繰り返しても良かったのかもしれません。
お金について後悔していることは?
実は、お金についてはそれほど後悔はありません。
20代の頃と今で、お金に対する感覚もそれほど変わっていないと思います。
一つ挙げるなら、もう少し早く株式投資を積極的にやっておけば良かったかな、とは思います。
「あの株を買っておけば儲かった」という話ではありません。
株を持つと、その会社が何をしているのか、なぜ株価が動くのか、世の中で何が起きているのかが気になります。
投資を通じて、もっと早い時期から会社や経済を見る習慣を身につけられていたら良かったと思います。
人付き合いは得意になりましたか?
これは意外に思われるかもしれませんが、私はもともと人付き合いが得意な方ではありません。
そして、それは今もあまり変わっていません。
ただ、仕事をしている以上、人とのコミュニケーションは避けて通れません。
お客様はどう思っているのだろう。この言葉にはどんな意図があるのだろう。
自分で分からないときは、従業員に「これってどういう意味だと思う?」と聞くこともあります。
仕事という、避けることのできない環境があったからこそ、人に連絡をしたり、相手の気持ちを考えたりするようになったのだと思います。
プライベートでは交友関係はそれほど広くありません。
それでも、仕事で知り合った方と魚釣りや山登りに出かけることがありますし、「この人は魅力的だな」「もっと話を聞いてみたいな」と思った方を会食に誘うこともあります。
人付き合いが得意になったというより、仕事を通して、人と関わる面白さを少しずつ知ったのかもしれません。
20代でやっておいて良かったことは?
メルボルンへの8か月間の留学です。
自分で留学エージェントを探し、そこを通して学校やホストファミリー、航空券などを手配してオーストラリアへ向かいました。
現地でお世話になったのは華僑のホストファミリーでした。
さすが移民の国で、そこにはいろいろな背景を持った人が暮らしていました。
移民文化、白人文化、先住民の文化。そして英語。
学んだのは、語学だけではありません。
自分から話しかけること。自分の思いを相手に伝えること。
そして、他の国の人たちの良さを知ることで、日本人の良さにも気づくことができました。
今振り返ると、英語を勉強した8か月というより、自分とは違う価値観を持つ人とどう関わるのかを学んだ8か月だったように思います。
「失敗だったけれど、経験して良かった」と思うことは?
大学を卒業して最初に就職した金融関係の会社のことです。
一部上場企業だったので、当時の私は「いい会社なんだろう」と思っていました。
ただ、その業界のことを十分に理解して就職したわけではありませんでした。
入社して間もなく会社は行政処分を受け、その年の夏には営業停止。その後、会社は解散しました。
社会人として「さあ、これから」というときに、いきなり勤めている会社がなくなる。
今考えると、なかなかのスタートです(笑)。
ただ、当時の私は意外にも、
「ま、なんとかなるやろ」
という感じでした。
この経験から、会社の名前や看板だけではなく、自分で中身を見ることの大切さも少しずつ学んでいったのだと思います。
20代の自分が、今の自分を見たら?
これはたぶん、かなり驚くと思います。
当時の私は国語が苦手でした。
ところが就職して電車通勤をするようになったことで、読書の楽しさを知りました。
今のように、電車に乗ればみんながスマートフォンを見ている時代ではありません。
本や新聞など、何か読み物を片手に通勤している人がたくさんいました。
私も電車の中で本を読むようになり、読むことが好きになりました。
そして、いつの間にか書くことも好きになった。
考えてみれば、それが今こうして続けているブログのルーツなのかもしれません。
国語が苦手だった20代の私に「将来、ブログをずっと書いているよ」と言っても、たぶん信じないでしょう。
そしてもう一つ、もっと驚くことがあります。
私はポケベルもガラケーも経験した世代です。
そんな自分が今、AIと一緒にブログの構成を考えたり、AIとラジオまでやっている。
20代の自分に話しても、そもそも何の話をしているのか分からないでしょう(笑)。
さらに、今はギターも弾いています。
実は若い頃、一度ギターに挫折しました。
その自分が、40代になってまたギターを弾いている。
人生というのは、本当に分からないものです。
そのときは意味が分からなくても、後でつながることがある
電車通勤で何となく始めた読書が、ずっと後になってブログにつながる。
一度挫折したギターを、また弾くようになる。
人付き合いが得意ではなかった人間が、仕事を通じてたくさんの人と出会う。
海外へ行って、自分から話しかけることの大切さを知る。
最初に入った会社がなくなっても、「まあ、なんとかなるやろ」と次へ進む。
そしてポケベルを使っていた人間が、AIとラジオをする。
そのときは何につながるのか分からなくても、ずっと後になって「あの経験がここにつながっていたのか」と思うことがあります。
だから20代の自分に会えるなら、やっぱり最初と同じことを言いたいです。
たくさんの人に出会って、たくさん行動して、もっとたくさん失敗してください。
たぶん、思っている通りにはならない。
でも、それでいい。
そのときは意味が分からなくても、ずっと後になって何かにつながることがあるから。
まあ、なんとかなるよ。


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